完成したトランスポーターにマシンを詰め込む!

[完成したトランスポーターにマシンを詰め込む!]

前号で立てた「スノーモービル専用トランスポーター製作計画」。OGUshowさんのご協力により見事完成しました! 先シーズン、約三ヶ月半の間この車と共に北海道で過ごしましたが、「快適」の一言。スノーモービル・ライフがすばらしい物になりました。もちろん取材もね(笑)。それにしてもOGUshowさんはすごい! 計画時から制作時もマシンがあったわけではないのに、各部の寸法もバッチリ! マシンを車内に収めたときに感動しましたよ〜!  

SKI-DOO Summit X163が車内に見事に収まっている。このマシンは、各メーカーからリリースされているマシンの中で最長の部類に入るので、大抵のマシンは収まる事になる。レースマシンなどショートタイプなら後部シートを外さなくても折り畳むだけでマシンが収まる。マシンを入れても十分なスペースが取れる200系ハイエース・スーパーロング・ワイドボディならレースやバックカントリートリップで活躍してくれるはずだ。

 

さすがに高さも幅も余裕がある

昨年まで使用していた4ナンバーのバンと違い、さすがに高さも幅も余裕がある。多少、右や左にずれてもタイヤハウスに触れずマシンが中に入って行く。マシンを積載する上で重要なのが、当然だがラダーの取り付け。OGUshowさんは、ラダーを装着するための専用の溝をカスタムで製作してくれた。昨今のスノーモービルのパワーは凄まじく、ラダーがガッチリ車に噛んでいないと後方に吹っ飛んでしまう。そこで、カスタムメイドで取り付けられたラダー受けのパーツは、床と段差が無く、溝にラダーの爪をしっかり噛ますタイプになった。

 

マシンを積んだ状態でベッドキットを組める

前号の計画プランを読み返していただければ分かる通り、各部にいろいろなパーツが取り付けられカスタムされているが、一番こだわったのが、マシンを積んだ状態でベッドキットを組める事。OGUshowさんの製作するベッドパネルが快適な仕上がりであるのはもちろんだが、200系ハイエース・スーパーロング・ワイドボディは、マシンの上に組んでもかなり広いベッドスペースを作る事が出来た。大人ふたりはもちろん、プラス小さいお子さんも追加でOK。現在はさらに手を加え、下部にOGUshowさんのフラットベッドキットを組んだので、二段ベッドとしても使用できるようになった。

 

重要なカスタムポイント! レールや廃キャタを敷く!!

車内にスノーモービルを積載する上で重要なカスタムポイントのひとつがこのレールや廃キャタを敷く事。もちろん、マシンを積載しないシーズンはボルトを外せば取外し可能。レールはマシンが動く前面に敷き、廃キャタはマシンが来る位置を計算して長さを決め配置。スノーモービルのスキーは裏面に金具が付いているのでコンクリートでもガリガリ傷をつけるためレールはマスト。廃キャタを敷く理由は、マシンのパワーで空回りするキャタをガッチリ受け止めるためだ。

 

昨年のプランに追加して現在はこんな感じに!

スノーシーズンが終わった後、サーフィンなどに快適なマリン仕様にするため、追加のカスタムを施した。SHフラットベッドを組み二段ベッド仕様に。荷物も綺麗に整理出来るのでさらに快適になった。今シーズンは、SOREXのヒッチメンバーも搭載するのでマシンは牽引し、車内でキャンピングカー並に快適に過ごせる予定?!だ。

 


OGUshow/オグショー

トランポを提案して20年という歴史を持つオグショー。経験豊富なスタッフがニーズに合わせた快適空間を提案してくれます!

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